瀬戸内町立図書館・郷土館
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文化財の紹介(国指定文化財)

国指定の文化財

諸鈍シバヤ(国指定重要無形民俗文化財)

 フェリーかけろまの発着地である生間から南に峠を越えると諸鈍集落がある。諸鈍シバヤの舞台となる大屯神社はその入り口にある。口承によると、源平の戦いに敗れた平資盛は、源氏の追討から逃れるために奄美大島に渡ってきたという。資盛は加計呂麻島の諸鈍に移城を築き、薄幸な一生を送った。彼が交流を深めるためにこの土地の人々に教えた演舞が、諸鈍シバヤの始まりといわれている。かつては20種余りあったという演目も今では半減し、11演目が諸鈍シバヤ保存会によって伝承されている。現在は主に旧暦9月9日の集落行事の日に、資盛を祀る大屯神社の境内で踊られている。
 民俗芸能である諸鈍シバヤの特徴は、出演者がすべて男性であり、手製の「紙面(カビディラ)」をかぶっていることである。服装は頭に陣笠風の紙笠をかぶり、衣服は上に絹の吹き流し、下は股引を身に付ける。しかし「サンバト」とよばれる役だけは、山高帽をかぶり、手には采配を持ち、長くのびた白髭の紙面をつけている。
楽屋入り サンバト
ククワ節 シンジョウ節
キンコウ節 ダットドン
スクテングヮ シシキリ
カマ踊りタマティユ 高き山

油井の豊年踊り(県指定無形民俗文化財)

 油井集落は、瀬戸内町の中心地である古仁屋から、車で西に向けて約15分走ったところにある。ここでは雨が降ろうと風が吹こうと、旧暦8月15日には必ず、民俗芸能「油井の豊年踊り」が開催される。微笑みをたたえた表情の紙面(カミメン)をつけ、多彩かつユーモラスなこの芸能は古くから伝承されてきた。豊年を神に感謝するとともに、更なる豊年を祈願する姿を、古式豊かに今に伝えている。
綱切り 土俵払い
稲刈り 稲摺り
米つき  力飯
玉露カナ ガットドン
ヒゲフッシュ 八月踊り